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物価は一つの速度ではなかった

中国の7月消費者・生産者物価、ドイツの1〜5月対中貿易、ホルムズ交渉を投資判断の順番でやさしく整理した個人メモ

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生活用品と産業原材料が違う速度のコンベヤーを通り港へ向かう3Dミニチュア

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投資と経済

物価は一つの速度ではなかった

中国の7月消費者・生産者物価、ドイツの1〜5月対中貿易、ホルムズ交渉を投資判断の順番でやさしく整理した個人メモ

要約

要約

  1. 中国のCPIとPPIはともにプラスでしたが速度と届く範囲が違い、一つの数字だけで景気全体は説明できません。
  2. ドイツの公式1〜5月データは中国からの輸入増と対中輸出減を示し、産業競争と供給網の変化を映します。
  3. ホルムズ交渉は正常化の確定ではないため、見出しより実際の船舶通行と供給回復を確認します。
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生活用品と産業原材料が違う速度のコンベヤーを通り港へ向かう3Dミニチュア

Summary

ひと目でわかる要約

  • 中国のCPIとPPIはともにプラスでしたが速度と届く範囲が違い、一つの数字だけで景気全体は説明できません。
  • ドイツの公式1〜5月データは中国からの輸入増と対中輸出減を示し、産業競争と供給網の変化を映します。
  • ホルムズ交渉は正常化の確定ではないため、見出しより実際の船舶通行と供給回復を確認します。

これは私の市場判断の過程を残す記録であり、特定の国・企業・商品・金融商品の売買を勧めるものではありません。判断と結果の責任は私にあります。

資料基準:2026年8月10日午前、韓国時間

中国物価の伸びが鈍ったという文を読み、最初は「景気刺激期待」と一行書いた。そして消した。CPI、PPI、貿易、原油を同じ画面に置くと、一行で終わる市場ではなかった。私のメモが、資産より先に速度抑制帯を踏んだ。

1. CPIとPPIを同じ買い物かごに入れなかった

中国国家統計局の7月データでは、CPIは前年同月比0.5%、PPIは3.5%上昇した。CPIは前月比0.1%低下、食品は前年同月比1.5%下落、コアCPIは0.9%上昇した。PPIの伸びは6月の4.1%から7月の3.5%へ鈍化した。

私の読み方は単純だ。

  • 消費者価格の勢いは強くない。
  • 工場出荷価格はまだ上がっているが、速度は落ちた。
  • 二つの数字だけで輸出製造業と国内消費をまとめて良い・悪いとは決められない。

そこで最初の仮説、「低いCPI → すぐ強い刺激策 → リスク資産上昇」は保留にした。政策の規模も、需要へ届く速度も分からないからだ。経済メモの一本矢印は便利だが、私の口座ではたまにブーメランになった。

出典:中国国家統計局の7月CPI中国国家統計局の7月発表一覧

2. 誰が誰に何を売るかが変わっている

ドイツ連邦統計局の最新公式期間は2026年1〜5月だ。中国からの輸入は6.2%増の724億ユーロ、対中輸出は14.5%減の296億ユーロ。輸入超過は前年同期の335億ユーロから428億ユーロへ広がった。

品目も重要だ。中国産のデータ処理・電気・光学製品は202億ユーロ、電気機器は143億ユーロだった。中国を安い消費財の供給元だけで説明する古い図では足りない。

私は二つの信号を見る。

  1. ドイツの自動車・機械企業には、中国現地の競争と輸出減が負担になる。
  2. 欧州の中国製電子・電気機器への依存は、関税と供給網政策への感度を高める。

ただし5か月の数字を「2026年上半期確定」とは呼ばない。6月の欄が空なのに私が先に決算を閉じたら、統計担当者も表計算ファイルを返してほしいと思うだろう。

出典:ドイツ連邦統計局の2026年1〜5月対中貿易発表

3. 原油は交渉の見出しより航路を見る

APは、イランとオマーンがホルムズの新航路交渉を最終段階まで進めていると報じた。同時にイラン外相は、それだけで海峡が再開するわけではないと強調した。確認時のBrent先物は84.79ドルで、前回終値82.08ドルを上回っていた。

原油価格とデータセンターの電気代は同じ比率ですぐ動くわけではない。それでもLNG、発電、物流、建設、非常用燃料、長期電力契約を通じてインフラ費用を押し上げうる。AI企業の費用を見るとき、私はGPU価格の横に電力契約と地域別エネルギー露出も置く。

地政学の見出しは速く、船は遅い。私の確認順はこうだ。

  1. 実際の船舶通行量が回復したか。
  2. 原油・LNGの積み出しが増えたか。
  3. 保険料と運賃が下がったか。
  4. その後で交渉見出しを価格の流れと結ぶ。

出典:APのホルムズ交渉報道Brent先物画面

私の判断とリスク境界

今日は「中国刺激策」や「原油反発」の一文だけでは取引しない。次の三つを待つ。

  • 中国の消費と新規受注が実際に回復するか
  • 6月データが独中貿易の1〜5月傾向を変えるか
  • ホルムズで合意文ではなく通行量が戻るか

確認までは方向より変動性が大きい局面と見る。何もしないのも判断だ。ただし何もしながら価格画面を15回更新する行為まで休息と呼ばないことにした。

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