ハルの絵本

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物語の目次

続けて読む物語 · 第2話

見なれない光の魚たち

灰色の水の流れの向こうで、魚たちの体に見なれない光の模様が見えます。ココ、ミミ、ルルは小さな合図を見守り、安全な道を空けます。

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小さな船からココとミミが見なれない光をまとった魚たちを見つめる様子

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続けて読む物語

見なれない光の魚たち

灰色の水の流れの向こうで、魚たちの体に見なれない光の模様が見えます。ココ、ミミ、ルルは小さな合図を見守り、安全な道を空けます。

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小さな船からココとミミが見なれない光をまとった魚たちを見つめる様子

創作童話 · 7–10歳 · 保護者と一緒に読む

小さな船のココとミミが灰色の水の向こうにいる二つめの魚の群れを見つめています

場面 01

二つめの魚の群れ

次の朝、ココとミミは昨日見かけた魚たちをもう一度見ました。ルルは地図を広げ、魚たちのいる場所を指さしました。

灰色の水の流れの向こうで、魚たちはくるくる泳いでいました。体には、昨日よりはっきりと見なれない光の模様がありました。

場面 02

変わった模様

魚たちの体には、青緑色の線が波のように光っていました。同じ場所を回っては散らばり、また集まりました。

「灰色の水で変わってしまったのかな」とココ。「まだわからないよ。見た目がちがっても敵じゃないよ。まずは見えたことを確かめよう」とルルが言いました。

安全な距離を保ち、小さな船から魚の水音を聞くミミとルル

場面 03

小さな水音を聞いて

ぴちゃ、ぱしゃ。魚が一匹、尾びれで水をはねさせてから止まりました。ミミは耳を立て、小さな音に耳をすませました。

「助けてって言っているのかもしれない。でも、わたしたちの思いちがいかもしれないよ」とミミ。ハルペットたちは急がずに待ちました。

場面 04

船を止めると

船が少し動くと、魚たちはびっくりしたように散らばりました。ハルペットたちはすぐに船を止め、魚たちが安心できるように少し離れました。

しばらくすると、魚たちはまた集まりました。「もっと遠くで待とう」とルル。ココもうなずきました。

場面 05

ついてきて、という合図かな?

一匹の魚が岩の島の内側へゆっくり泳ぎました。少し進むと止まり、ハルペットたちをふり返りました。もう一匹もそのあとを泳ぎました。

「こっちに来て、ということかな」とココ。「そうかもしれないね。少しだけついていこう。魚たちが止まったら、わたしたちも止まろう」とミミが言いました。

ココとルルが地図を見ながら、魚たちが選んだ道を安全な距離で進みます

場面 06

道を空けて

ココとルルは地図を見て、灰色の水をさけて通れる道を見つけました。魚たちのじゃまをしないよう、船が通る広い道も空けました。

ミミは魚たちが泳ぐときだけ、船をゆっくり進めました。魚たちが止まると、ハルペットたちも止まりました。だれも海に入ったり、魚にさわったりしませんでした。

場面 07

魚たちが選んだ休み場所

岩の島の向こうに、浅くて静かな入り江が見えました。魚たちは入口でいったん止まり、ハルペットたちは船を入り江の外に置きました。

魚たちは自分で入り江に泳ぎ入り、静かな場所を選びました。ハルペットたちは入口をふさがず、離れて見守りました。

入り江の外で休む魚たちを見守るミミとルル、遠くに灰色の水の流れが見えます

場面 08

静かな入り江、長くなる水の流れ

魚たちの動きは少しずつ落ち着きました。見なれない光の模様は残っていましたが、浅い入り江で休むことができました。

ココは地図にもう一つ星を描きました。遠くでは、灰色の水の流れが少し長く続いていました。「明日、見たことを海の見守り役に知らせよう」とルル。魚たちが休むあいだ、みんなは静かにそばにいました。

物語の終わりに

本を閉じて少し休んでも大丈夫。心に残った場面を一緒に話してみてください。

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